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2007年8月2日木曜日

心理カウンセラーの仕事場

心理カウンセラーの働く場所によって、必要とされる役割、要求されるものが違ってきます。また、相談者や場所の違いで、心理カウンセラーの名前、仕事内容も変わります。

心理カウンセラーが主に働いている場所をにあげてみました。

☆病院関係(精神科・心療内科など)
 こころの問題で不適応に陥っている人や、病気やけがなどをしている人への心理的援助を行いま す。心理テスト、心理療法など行います。

☆市立相談機関(教育センター、児童相談所、婦人相談所、職業安定所、青少年相談センターなど
 市町村の保健センターでは、保健婦とともに乳幼児の健康診査・発達相談などを行っています。
 また、子供の心身の発達、非行、障害者、女性問題などの福祉に関することに対して、心理的側 面から援助しています。

☆学校(小・中・高・大・専門学校・各種学校の相談室など)
 発達、学業、生活面などでの問題に対して心理的援助を行っています。本人との面接のほか、親 との面接、教師へのコンサルテーションなどを行って、必要があれば、他の機関との橋渡し役も 務めています。

☆司法分野(家裁調査官・少年鑑別所・刑務所など)
 社会的処遇を決定する際の心理的側面に関するテストや調査、矯正に向けての心理面接などを行 っています。

☆福祉分野(養護施設、老人入居施設、など)
 デイケアやコンサルテーションなどの活動を行っています。

☆民間企業(企業内相談室など)
 職業生活の遂行のために、面接や、職場内へのコンサルテーションなどの心理的援助を行う。就 業の相談では、職業への適性を調査する。

 このほか、最近では、民間相談機関(開業のカウンセリングセンターなど)などもあります。

心理カウンセラーという仕事は決して楽な仕事ではありません。
相談者の気持ちを共有するので、ストレスもたまるのが現状です。
心理カウンセラー自身がストレスをためずに、広い気持ちで、相談者と同じ気持ちで接することが、大切な役割だと思います。
どんな分野で働きたいのか、どんな相談者を相手に力になりたいのかをよく考えて、その分野の心理学を勉強することが大切だと思います。